臨床試験の受託

動物試験の種類

ヒトに投与・塗布しても安全であるという根拠が不足している場合、動物による安全性・有効性の確認が必要な事もございます

ここでは経口摂取する被験物質の場合と塗布する被験物質の場合の2つを説明させていただきます。

経口摂取(飲んだり食べたり)する被験物質の場合

①単回投与毒性試験
マウスやラットに被験物質を1度だけ投与し、主に一般状態を観察します。 急性毒性試験とも言います。

②反復投与毒性試験
マウスやラットに被験物質を1~9ヶ月間毎日投与し、一般状態、体重変動、血液検査、 病理学的検査など多くの項目について被験物質の安全性を観察します。

③有効性(機能性)確認試験
高血圧、高脂血症、糖尿病などを発症させたマウスやラットに被験物質を投与し、 症状の緩和程度を確認観察します。

④遺伝毒性試験
微生物を用いる復帰突然変異試験(Ames[エイムス]試験)などの試験があります。 被験物質に遺伝子の突然変異誘発性の有無を確認します。 被験物質が遺伝子に悪影響を与えないかが分かります。

塗布(肌に塗る)する被験物質の場合

⑤皮膚刺激性試験
毛を刈ったウサギ、モルモット、ミニブタなどの背中に被験物質を1日または14日間の塗布をし、 発赤や腫れ等の有無から刺激性を観察します。

⑥皮膚感作性試験
モルモットを用い、被験物質の皮膚での感作性の有無を確認する試験です。 (感作 : アレルギーなど抗原抗体反応)

 

 これら①~⑥の他にも、様々な動物試験を用いて被験物質の性質に応じた安全性試験や機能性試験を行い、ヒトでの反応や影響を予測します。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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