ニュースレター

004号 2010年01月

今回のテーマ

・ニンテンドーDSがきっかけで名城大学にて受験?

・ヒトの痒みの数値化への道(その2)

・梅田って何者?(剣道編)

・被験者選出への「こだわり」

機能食品研究所 梅田です。昨年も皆様に大変お世話になりました。本年も良い試験を提供出来るよう精進いたしますので、何卒宜しくお願い申し上げます。皆様から「いつも読んでますよ。」「数日間寝かせるって同感です。」等、多数の暖かいお言葉をお寄せいただき、誠にありがとうございます。とても嬉しいです。

ニンテンドーDSがきっかけで名城大学にて受験?

ニンテンドーDSで、「日本経済新聞社監修 知らないままでは損をする『モノやお金の仕組み』DS」という長い題名のゲームが有ります。

どんなゲームか平たく言いますと、日経新聞で出てくる話題や単語の意味が分っているかを確認するクイズゲームなのです。

そして、このクイズゲームを風呂上がりに解くのが私の日課となっております。恥ずかしながら、工業や世界経済の歴史の問題で不正解を連発し「うむむ~」と苦悩の声をあげるのも日課になっております。

確かに新聞を読む時にも工業・世界経済の歴史に関わる内容はサラリと読み飛ばしていたと気付かされました。反省。

そんななか、何だか腕試しをしたくなって昨年9月に、このゲームを監修した日本経済新聞社主催の経済の力を判定する試験「日経TEST」を受けに名城大学まで行って来ました。

・・・・しかし、何だかパッとしない点数だったので、何だか悔しくて、今年の6月試験にて再チャレンジする事を決意しました。

このように、趣味でも仕事でも満足出来ないと、納得するまで突き詰めてしまう梅田ですが、その方がお客様にとっても良いと思いますので、この性格は貫き通そうと思った冬の1日でした。

 

ヒトの痒みの数値化への道(その2)

前号にて【6年前のある日、皮膚科の研究室の大学院生だった梅田は、マウスの掻破行動(掻く行動)を音で判別する事が可能か検討を担当させていただける事になった。】というお話をさせていただきました。前号に引き続き、私がヒトの痒み評価に至った経緯を説明いたします。

自分も幼少の頃からアトピー性皮膚炎なので、その度合いを数値化する研究が出来るとあって「よ~し、頑張るぞ!」と、大喜びでした。・・・と、同時に私の前に立ちはだかった壁は『マウスでの実験の基本の習得』でした。

それまでは、ずっと遺伝子・細胞・植物を相手にしていたので、マウス・ラットと言えば先輩の手伝いや研修にて おっかなびっくり触った程度の経験のみでした。

噛まれてギャーと叫んだ記憶がうっすらと・・・・。

そんな私ですが、教官・先輩方のご指導のおかげでマウスの扱いだけでなく、様々な技術を習得させていただきました。【ご指導】と3文字で簡単に申しましたが、教官・先輩方は医師という職業柄、夜中だろうが実験中だろうがプライベートだろうが急な呼び出しで病院に飛んでいかれるような多忙な毎日の中で、いつも笑顔で技術の伝授をしてくださったため、心の中では【超人的ご指導】と敬意を込めて呼んでおります。

私は、その超人的ご指導をしていただける事は嬉しかったのですが、明らかに教官・先輩方が睡眠不足である事が申し訳無くてたまりませんでした。

そこで、1分でも多く睡眠をとっていただく為にはどうしようと、考えました。いきなり梅田が賢くなったり、技術が格段にアップするのは現実的では無いため、1度教えていただいた事は必ず1度で習得しようと決定。

そしてその方法ですが、とにかく何でもメモをしました。相手の話されるスピードに追いつけるよう急いでガリガリとメモをしました。

そして、そのメモの中に「やること」「調べておく事」を書く時は、チェックボックス(ロの字)を書いて同時に付箋も貼っておき、解決したらチェックボックスにチェックを書き入れてから付箋を外す事にし、取りこぼしを防ぎました。

更にメモした内容は数時間以内に読み返し、その内容を誰かに説明するシミュレーションをしました。

この作業をして気づいた事は【解ったつもりになっている事が実は多い】という事です。誰かに説明する気持ちで読み直してみると、新たな疑問が沸いたり新たなアイディアも沸きます。

そして文字色ですが黒1色だけだと見辛かったので、1本のペンで3色が書けるものを採用しました。しかし、カチカチと色を入れ替える【音】と【時間ロス】が気になり、3色を各々1本ずつ用意しました。

しかし黒・赤・青の3色有るとはいえど、人名を書くときに赤は失礼な気がして使えず、それが不便なのでピンクに変更しました。青字は黒字に重なってしまうと識字が難しくなるので自分が好きな色であるオレンジ色に変更し、現在に至っております。

このようにして、皆様とお話する時に「黒」「ピンク」「オレンジ」のペン3本で手帳にガリガリと書き込む梅田が誕生しました。

梅田って何者?(剣道編)

小学2年生(7歳)の秋、近所の幼なじみのお父さんが師範をされている剣道教室に同級生達が通っていると知り、軽い気持ちで入門しました。

しかし、時期が悪かったです。

同級生らは半年前(4月)から始めていたため、秋に私が入門した時は既に彼らは強かったのです。既に色々な技を習得していたのです。7歳にして初期値の差という問題を痛感。

と、ここで悲観的になっていても楽しくないので、何とかして勝てるようにならねばと考えました。面、つまり頭を狙おうにも竹刀が面に届くまでの時間に返り討ちに遭う。小手、つまり手の部分は素早く動かして逃げられるので打ち込めない。ならば、一番動きが遅い胴を狙おうと決定。

そして作戦は大当たり。竹刀を振り上げれば必ず胴が空くのでチャンスは必ず発生するため梅田少年は負け知らずに・・・・とはならず、数日後には「梅田は胴を狙っている。」と警戒され作戦終了。

しかし、作戦を立てて成功する事に味をしめた梅田は、その後も色々と作戦を思いついては成功させ、そしてその対策を立てられてしまうという【いたちごっこ】を楽しみ、勝ちは少なかったですが剣道を充分に楽しみました。

この経験から、作戦を立てるのが好きな性格になった梅田でした。

被験者選出への「こだわり」

仕様書(試験デザイン)作成 → 試験計画書作成 → 倫理委員会申請書作成 の行程通りの順番で説明させていただきました「こだわりシリーズ」ですが、今回は被験者選出についてです。

学生の時、トマトの発芽時期・葉や茎のサイズまで考慮して丁寧に取捨選択と群分けして実験をしたのに、後になって葉を【スキャナで取り込んで色や面積まで見る手法】が有ると知って「それもやりたかった」と後悔したのが「こだわり」の発端です。

病気への効き目をみるお薬の治験・臨床試験に比べ、食品・化粧品は効き目が弱い場合も有るうえ、ご予算の都合等で被験者数が少ない事も多く、有効性・安全性の判定に細心の注意を払います。

つまり、効果が弱く被験者数が少なかった場合は、たった1人分の不的確なデータが、全体の結果の足を引っ張る事が有ります。

だからこそ、弊社は丁寧に被験者選出に於いて厳選したいため、「ああしよう。これも組み込もう。あれは気をつけておこう。」と試験統括医と弊社の医療従事者らによる専門チームの密な連携をし、その試験に最適な方を丁寧に抽出し、その試験に関わるパラメータが何で有るかを明確にして丁寧に群分けを行っております。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。