ニュースレター

027号 2011年12月

■ 今回のテーマ

皮膚測定会場の内覧会を行いました。

機能食品研究所、梅田です。いつも大変お世話になっております。

12月に入り、寒さが厳しくなってまいりました。皆様ご多忙とは存じておりますが、どうかお身体にはお気を付けください。

「最近のイラスト、梅田さんが書かれていたのですね。」「現在、資料を作る時には有料の素材集からイラストを探して使っています。私も自分でイラストを作ってみようかと思いました。」「風邪などに気を付けてくださいね。」「(三重大開発の)痒み測定装置がテレビに出ていましたね。」というお便り・メール内の追伸・お言葉をいただきました。こうやって皆様からコメントを寄せていただけます事、心から感謝しております。

皮膚測定会場の内覧会を行いました。

開始前の準備

11月22日(火)の朝、自宅のビーグル犬の顔を見ながら「あかさたな~♪ はまやらわ~♪」と発声練習をしていた梅田。この日は、【リニューアルした皮膚測定会場の内覧会(三重大学構内)】でした。茶話会(さわかい)と違い『先生のご講演』や『先生を囲んでお食事をしながらの談話』は無く、内覧会は私が全てご説明をしますため「あかさたな~♪ はまやらわ~♪」と声のコンディションを整えていたのです。

内覧会は毎時00分開始、所要時間45分というタイムスケジュールで実施しました。

まずは00~05分の5分間でご挨拶をし、05~35分の30分間で皮膚測定機械のデモンストレーション、最後に35~45分の10分間で質疑応答をし、完了です。そして15分後には時計の針が00分を指し、次の部が開始です。

せっかくお越しいただきました皆様に、じっくりご説明したいため、各時間6名以内の少人数で行いました。皆様には、USJのアトラクションのように、『ツアーコンダクター梅田』による説明とデモンストレーションを観ながら次々と皮膚測定機器を巡っていただきました。ツアーコンダクターとして最適な服装を考えましたが『私が着た時だけ、なぜか割烹着を着ているようにみえる白衣(21号参照)』で登場したら真面目なのか笑わそうとしているかコンセプトが不明になってしまうので、無難に『スーツ』になりました。

当日、お越しくださいました皆様、予定が合わないから次の機会に申し込みますというご連絡をくださいました皆様、機器デモンストレーションのご支援に駆けつけてくださいました(株)インテグラル 吉田様に深くお礼申し上げます。

皮膚測定機器のデモンストレーション

さて、このデモンストレーションですが『皮膚画像自動解析システム』から行いました。顔の写真を撮影し、パソコンでの画像解析にてシミ、かくれジミ、毛穴、メラニン、ポルフィリンなどを計測出来る装置です。私の顔写真で作ったパネルを見ていただき、撮影OKの挙手をしてくださったかたの『お顔』でデモンストレーション撮影・解析をさせていただきました。

次は『肌の保湿(角層水分量)』です。皮膚表面のコンダクタンス(伝導度)にて水分保持量を見ます。水分を含んでいればいるほど電気が流れる量が増えます。微弱な電流なので、ピリッとした痛みなどは一切ありません。

『バリア機能(経表皮水分蒸散量)』は、皮膚から蒸発する水分量を見ます。バリア機能が損なわれると皮膚から水分が蒸発し、水が逃げる(蒸発する)量が増えます。

『肌表面の油(油分量)』は、弊社では2種類使っております。どちらも原理は同じでして、皮脂を吸着するテープを皮膚に貼り付け、テープに付いた皮脂の「量・にじみ具合」を機械で数値化・目視判定します。平常時の皮脂量だけでなく、洗浄後30分間で皮膚表面に出てくる皮脂を計測する事も出来ます。

『肌の張り(粘弾性)』は、吸引装置とセンサーにより、皮膚の硬さや弾力性・伸展性を見ます。筒状のセンサーを肌に押し当て、ポンプで吸い上げます。吸い上げた時に皮膚が伸びるスピード・長さや、開放した時の戻るスピード・長さを使って自動計算します。

『等倍・拡大写真判定』は、皮膚科専門医の認定を受けた医師が、乾燥・紅斑・肌理(きめ)などをスコア化して評価します。

角質の傷み(いたみ)を例にしますと、「0:なし(落屑(らくせつ)無し) 1:軽微(点状の落屑)) 2:軽度(鱗状の落屑) 3:中等度(膜状の落屑) 4:重度(全体に落屑)」という5段階基準に沿って判定を実施します(16号参照)。たとえば被験物質のクリームを使う前は「4:重度」だったのが、使用4週後に「2:軽度」になったと評価したり、数値データからプラセボ(対照)との差を確認する事もできます。

『肌表面のpH(ペーハー)』は、肌を計測出来るよう平坦な形になったガラスプローブを肌に押し当て計測します。酸性・中性・アルカリ性の度合いが数値で出てきます。

以上が、機器説明でした。他にも様々な機器がございますので、ご興味の有る方は梅田までお問い合わせください。

機能食品研究所、7つの特徴

この日ですが、機器の測定デモンストレーションを30分間かけてじっくり実施したかったため、機能食品研究所の特色についてのご説明時間は設けず、お持ち帰りいただく『機器説明の資料』の空いたスペースに以下の通り『7つ』の特色を記載するのみとしました。

1.第三者評価をする会社である機能食品研究所は、お客様の「正確な臨床試験データが欲しい」「良い結果を出すために試験計画立案の時点から親身になってサポートして欲しい」というお気持ちにお応えします。お客様と弊社の二人三脚でゴールを目指します。

2.試験結果についての論文執筆・投稿・雑誌記事作成などもお請けしております。お客様は「こうして欲しい」とご要望をしてくださるだけで良いのです。

3.何事も入念な準備が結果に大きな影響を与えます。「初期値が綺麗に揃うと良いな」「この被験物質の効き目が出やすい方々で集めたいな」というご期待に応えます。

4.同じ道具・機械・用具を使っても測定者の違いによる誤差が生じます。その問題を解決するためのノウハウと熟練の技術が有ります(ノウハウは秘密です)。

5.商品の開発をされている方の「早く結果を知りたい」というお気持ちに応えます。特急料金はかかりますが、試験完了から数日以内の速報提出も可能です。

6.お客様が自社で測定されると、機器数や測定内容の項目数が多い場合、精度管理が更に大変です。専門業者である弊社なら項目数17の実績が有ります。

7.項目数が多い場合、5分で1名の測定をしたとしても1日に100名を超えるデータを取得するのに8時間以上かかってしまいます。弊社では項目数に関わらず精度を保ちながら150名の測定も可能です。

以上、内覧会実施内容のご報告でした。

次は春頃にアンコール開催をしようと思っております。

これら測定項目の詳細につきましては『臨床試験の受託測定項目の種類について』にございますので、お目通しいただけますと幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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