ニュースレター

035号 2012年 8月

■ 今回のテーマ

・ホロデッキでの梅田。

・機能食品研究所は、なぜ10日で速報を出せるのか?(第4回:被験者募集編)

機能食品研究所、梅田です。いつも大変お世話になっております。

「梅田さんがウキウキしながら広告ビデオやタペストリーのデザインをしている姿が目に浮かびました。」「梅田監督が現実に引き戻された瞬間の顔を見てみたかった。」「展示会会場で貴社ブースのビデオとタペストリーを見ました。良い感じの出来と思いましたよ。」というメール内の追伸・お会いした時にコメントをいただきました。暖かいお言葉、励みになっております。ありがとうございます。

ホロデッキでの梅田。

趣味のお話。先日、マイクロソフト社のXbox360(エックスボックス サンロクマル)というゲーム機を購入しました。ダンスゲームが欲しくなったのです。

このXbox360ですが、キネクト(Kinect)というカメラ・赤外線センサー・音声マイクが一体型の装置が有ります。それをテレビ周辺に設置するだけで、身体の動きを感知してゲームに反映してくれるのです。つまり、テレビの前で イェイ イェイ と踊りまくる梅田の全身を感知し「その動きクールだぜ。」とか判定してくれるのです。

購入前、マイクロソフト社のホームページで本体の種類や必要物品を確認していたところ、SF映画【スターウォーズ】仕様の本体が1ヶ月前に限定発売されていた事を知った梅田。全身を使って遊べるスターウォーズのゲームの発売記念セットなのです。戦っている演技をするとゲーム画面内の主人公が同じ動きをして戦うのです。行きつけの家電屋さんに電話をしたら1個だけ在庫が有ったので、今すぐに買いに行こうと決心。妻に「ダンスゲーム買ってくる」と伝え、店に向かう梅田。スターウォーズで出てくるR2-D2という名前の「ピポパパパー」と喋る白い円筒形のロボットのような模様の本体。C-3POという金色の人型ロボットと同じ金色の操縦コントローラーが付いてくるナイスな限定セット。ダンスゲームは在庫が無くて入手できませんでしたが、スターウォーズのゲームが付いてきていたので、先ずはこれだけで良いだろうと思い家に帰りました。

家に帰り、はやる気持ちを抑えながらゲーム機をテレビに繋ぎ、ドキドキしながら電源スイッチオン。R2-D2の「ピポパパパ」という音が本体から鳴り、気持ちが高ぶる梅田。この音声も限定版の本体だけの特別仕様なのです。次にキネクトというセンサー装置をテレビの上に設置し、「右に行って」「左へ行って」など画面に表示される指示通り動く事で、センサーの調整し、準備完了。

さてスターウォーズのゲームDVDを本体に入れ、手ぶらでテレビの前に立つ梅田。ライトセーバー(光の剣)を構える格好をするとテレビ画面内の主人公が同じ構えをし、ブォンブォン振り回すような動作をすると主人公も同じ動きを。私が軽くジャンプをすると何メートルもの高さをギューンとひとっ飛び。幼い頃、ライトセーバーを片手に冒険する空想したり、友人と剣道の竹刀でスターウォーズごっこ遊びをした私。ああ、夢が叶った。こんな素晴らしい疑似体験が出来る現代の子供達がうらやましい。

次から次へと押し寄せる悪のロボットをちぎっては投げ ちぎっては投げを繰り返すうち、背後でガタッという音がしたので、「敵かっ!」と振り返ったら妻が目を白黒させて立っていました。扉の隙間から後ろ姿を観たら、どう考えてもダンスとは思えない動きだったので、なんという革新的な踊りだろうと思ったそうです。テレビ画面を見せたら「なるほど、スターウォーズの戦いをしていたのね。」と納得。

その日の晩、その身体を検出する装置の仕組みをネットで調べながら、私が大好きなSFドラマ【スタートレック】で出てくるホロデッキを思い浮かべました。ホロデッキは何も無い真っ黒な部屋(数メートル四方)に現実と遜色無い架空の空間を作り出す技術。その仮想空間内でスポーツや戦闘訓練が出来ます。ちょっと走ったら壁にぶつかるのではという疑問が生じますが、目に見えないベルトコンベアーみたいなものが足もとに有り、歩いてもヒトの場所は変わらず周りの景色の立体映像の方が動いているというSF設定です。こういう世界が近づいてきたのかもしれないと、ワクワクしました。

話は再び【スターウォーズ】に戻ります。こんな面白いゲーム、友達にも見せてあげたいと思い、プレイしている自分の姿を携帯の動画で撮影しました。革新的な踊りをしているようにしか見えない動きの梅田が映っていたので、そっと動画の削除ボタンを押しました。

機能食品研究所は、なぜ10日で速報を出せるのか?(第4回)

前回(前々号)は行程の「③倫理委員会」までお話させていただきました。全体の流れは以下の通り→【①仕様書作成。②計画書作成:仕様書を基に文章化。③倫理委員会:ヒトでの試験をする為に計画書等の審査。④被験者募集:試験の目的に最適なモニターさんを選出。⑤試験実施:被験物質を摂取・使用し、定期的に測定。⑥速報:主要解析項目のデータ集計・グラフ化。⑦グラフ案:グラフ案を作成。⑧文章案:文章案を作成し、納得のいくまで練り上げ。⑨完成:仕上げ。】

今月号は、「④被験者募集」の創意工夫や体験談をお話します。

機能食品通信5号(被験者への説明資料の「こだわり」)と26号(手書きイラストと、梅田。)に書きました事と重複しますが、被験者さんを集める時や、被験者さんに試験方法を説明する時に、試験内容をしっかりとお伝えせねばなりません。

その気持ちの原点は16年前にラジオで聞いた冗談話。

お医者さん「なんで朝ご飯を食べてきちゃったの?」

患者さん  「パンなら良いと思って・・・・」

冗談話やコントだから笑えるけれど、現実での行き違いは取り返しのつかない悲劇を招く事も有るので、常日頃から気を付けております。

たとえば先述のパンの話を弊社の仕事に置き換えるならば、採血の有る試験の説明は【朝ご飯をお控えください】ではなく【前日21時以降の食べ物をお控えください。スープ・お茶・コーヒーも食べ物なので禁止。飲み物は水のみ飲んで大丈夫。】と明確にします。

【こういう試験にご協力いただけませんか?】【こういう条件のかたを募集しています。】【こういう頻度で採血します。】【こういう頻度で被験食品を摂取して貰います。】【試験期間中は、こういう事に気を付けてください。】など、的確に伝われば伝わるほどヒト試験の精度は上がります。

十人十色という言葉が有りますように、同じ説明資料をご覧いただいても感じ方や解釈は人それぞれと思います。それだからこそ、皆様に的確にお伝えするためにイラスト・言葉遣い・レイアウト・配色を試行錯誤のうえ改良しながら、【伝える技術】を磨き続けております。

そして、次の工程「⑤試験実施」へと進みます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。