ニュースレター

070号 2015年 7月

■今回のテーマ
・展示会は数秒勝負。
・機能性表示食品、お寄せいただいた感想。

 

 先月号は「機能性表示食品の制度説明に関するセミナー(勉強会)を開催しました。」「ifia(アイフィア)という食品関連の展示会でパネル展示。香粧品学会でブース展示をしました。」というお話でした。

 セミナー(勉強会)について「約90分間の機能性表示食品の制度説明用スライドの基ネタが394枚。そこから精査して90分間分を選び出したという話。熱意が伝わりました。」「今回は別の用事が有って申し込まなかったけど、次のセミナーを開催する時は行きますね。」、展示について「ifia(アイフィア)でポスターを見た人から、4週後の香粧品学会で『前に見た事がある!』と言われた事、嬉しかったでしょうね。」「香粧品学会で1日目と2日目でポスターの内容を替えた話、面白かったです。私、現場で違いに気付きましたよ。」というコメント・お声を寄せていただき、ありがとうございました。いつも励みになっております。

展示会は数秒勝負。

・今回で10回目のインターフェックスジャパン。
 7月頭に東京ビックサイトで行われましたインターフェックスジャパンという医薬品の展示会に出展いたしました。医薬品・スキンケア剤の受託製造をされている万協製薬株式会社様と出展を毎年ご一緒させていただき、今回で10回目。 展示ブースにお越しいただきました皆様、万協製薬 松浦社長様、万協製薬の皆様、会場でお世話になりました皆様にお礼を申し上げます。

 

 

 万協製薬様に会いにいらっしゃった製薬メーカー様・化粧品メーカー様から「毎年会うね、元気そうで何より。」「そうか、2006年から毎年なのか。2015年から2006年を引くと9。植木算だから1足して10回目。何十年ぶりだろうか、植木算って言葉を使ったのは。」「前に君と会った時から毎月送ってくれている機能食品通信、読んでいるよ。今年も頑張っているね。」と励ましのお言葉をいただいております。心からお礼申し上げます。

・展示ポスターは簡潔に
 ポスターは今年5~6月の展示で使用したものを使用。紙一面真っ黄色の背景にキャッチコピーがデカデカと載っています。キャッチコピーは「貴方の商品が機能性表示食品になる臨床試験はこちら」。臨床の2文字は朱書でフォントサイズが特大です。目立ちます。これを4枚並べてズラーッと貼りました。もう1つのキャッチコピー「貴方の商品の能力を見える化できる臨床試験はこちら」と交互に貼る事も考えましたが、1つに絞りました。例年はサービス内容の説明を記載したパネルも貼っておりましたが、それは無しとし、それら内容は配布チラシに入れ込みました。

 

 展示ブースですが横幅6メートル。来場者さんが歩いて通り過ぎられる場合の時間はたった2~3秒。つまり、気持ちをキャッチする事ができるチャンスは2~3秒。(万協製薬様のブース展示をご覧になられている方は、ついでに弊社を見てくださるのでチャンスは数倍どころか数十倍以上に跳ね上がります。) 弊社ブースのどこを見ても真っ黄色のポスターに朱書きで大きく「臨床」が目に飛び込んで来る仕組みにより、臨床試験にご興味のある方々にお立ち寄りいただく事ができました。

 

 ご覧になられた方々から「いやぁ、目立つね。だいぶ先から文字が読めたよ。」「そのポスター、別の展示会で見たよ。」「最近(6月号)の機能食品通信で良い感じのポスターが載っていたから、きっと今回もこれだろうと思っていました。予想が当たった。」と感想をいただきました。

 

・展示ビデオも簡潔に
 展示ビデオも簡潔です。こちらも2~3秒が勝負のため、「食品・化粧品の臨床試験」の繰り返しが効果てきめんと予想。試しに自分の声を入れ込んだビデオを作成し、社内で流してみたところ直ぐに「ああ、これは騒音だ。」と感じました。20~30秒ほど観ていたところ何だかセンスの無い野暮ったさが心に押し寄せて来たため、これは不味いなと、お蔵入り。社内で気付けて良かったです。

 

 この事から、会場へは例年通り「食品・化粧品・ヘルスケア用品のヒト試験・臨床試験。三重大学にて実施。お客様の商品開発を手厚くサポート。」という私の声が10秒程度で流れ、各種試験の実施風景の写真が次々切り替わる構成のビデオを持参。それら写真は毎年この時期に吟味し、これは興味を持っていただく事が多いだろうというものを選出してビデオを作成。今年は弊社の新サービスである「運動評価」の写真も新たに入れ込みましたところ、お客様から「おっ、今年のビデオは運動が新たに入ったね!」「運動評価が出来るの?」「三重大学と言ったら、確か有名な先生がいらっしゃるでしょう? その先生にお世話になれるなんて恵まれているね。」と多くのお声がけをいただきました。

 その評価方法ですが、きめ細かに負荷などがプログラムできるエアロバイク(自転車エルゴメーター)を被験者さんに漕いでいただきます。漕いでいる時の運動パフォーマンス(負荷・持続力)、生理的反応(酸素摂取量、心拍数など)や、漕ぐ前・漕いだ後に数分間隔で血液検査(乳酸など)を行うなど、様々な方法があります。詳細は機能食品通信63号(2014年12月)をご覧ください。

 

・受け答えも簡潔に
 展示ブースでの接客ですが、お客様からどんどん質問していただき、私がテンポ良く短文でお答えする会話のキャッチボールが理想です。それを実現するため、私は頭の中で即座に言葉を選び、的確なご返答を心がけております。・・・とは言いましても初対面のかたには、いきなり結論を話す事が的確なのだろうか?と、どの部分から話せば良いのやら分からない事が有ります。そのうえ首から提げてらっしゃる名札が裏返っていて読めない場合には、どのご専門分野や業種の方かが分からず、その難易度は上がります。そのたびに「裏返らない名札が発明されないかしら。静電気で服に貼り付くとか。」と、妄想の発明を繰り返しております。余談ですが、私自身は名札裏返り対策として胸に付けるネームバッジを併用しております。

 

 このようにして、今年5月からはじまったifia(アイフィア)、香粧品学会、インターフェックスジャパンへの出展は幕を閉じました。お立ち寄りくださいました皆様、会場でお世話になりました皆様に心からお礼申し上げます。 

 

機能性表示食品、お寄せいただいた感想。
・6月にセミナー(勉強会)を開催しました。
 先月号でもご報告しました通り、6月に「機能性表示食品の制度説明」というセミナー(勉強会)を開催しました。スライドの流れは以下①~⑫としました。消費者庁のガイドラインの各文章を用い、それを掘り下げてのご説明です。なかでも④~⑨は、消費者庁ホームページ内にある「機能性表示食品の届け出等に関するガイドライン」の1ページ目にある『構成』の矢印の順番でスライドを作成。皆様が申請書を書かれる時にイメージしていただきやすいように、書き方例も作成しました。

①既存の制度について(栄養機能食品・トクホ) ②新制度の概要(機能性表示食品) ③商品の例 ④対象商品となるかの判断 ⑤安全性の根拠

⑥生産・製造及び品質の管理 ⑦健康被害の情報収集体制 ⑧機能性の根拠 ⑨表示の内容 ⑩成分分析の種類・方法 ⑪動物試験の種類・方法 ⑫臨床試験の種類・方法

・いただきましたご感想
 セミナー(勉強会)にご参加いただきまし方々から「スライドの初めの①~③で他制度との違いが分かった。そして④~⑨にて、届け出で必要な項目も把握できた。⑩~⑫で、先の④~⑦の詳細を理解するために必要な成分分析・動物試験・臨床試験の種類・方法が分かった。」というご感想をいただきました。お褒めのお言葉、励みになっております。

受け答えの速度アップ。
 現在、この制度について、お電話等でのご質問やご相談を数多くお寄せいただいております。どんどん質問していただいて、私が即座に短文でお答えする会話のキャッチボールの経験を重ねるうちに、だんだん簡潔にご説明できるようになってきたと感じております。これからも、皆様のご質問・ご相談をお待ちしております。

【news】弊社が受託させていただきました臨床試験結果を学会発表でお使いいただきました。ありがとうございます。第40回 日本香粧品学会 一般研究課題「低刺激性洗顔料-セラミド機能成分配合保湿剤のコンビネーション使用は、乾燥・敏感肌を伴う痤瘡に対して有用である。」 花王株式会社様・三重大学医学部皮膚科様

最後までお読みいただき、ありがとうございました。